未経過保険料準備金



未経過保険料準備金

通常、保険契約の保険期間は2つ以上の事業年度にまたがっています。このため、保険者は決算時に、当該年度中に収納した収入保険料のすべてを収益として計上することができず、保険料のうち次年度以降の未経過部分を、資産勘定で準備金として積立てる必要があります。この準備金は未経過保険料準備金と呼ばれています。

関連用語の解説

未経過保険料とは、収入保険料のうち、保険会社の危険負担責任が残っている期間に対する保険料のことです。反対に、保険会社が既に責任を果たした部分に相当する保険料は既経過保険料と呼ばれます。

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生命保険は、病気や死亡などの経済的損失、医療や老後の経済的負担をてん補し、損害保険は、火災による家財の損失や第三者への損害賠償責任などを担保します。

保険は契約が成立した時点から、それまでに払い込まれた保険料の高にかかわりなく、約束された保障を受けることができまので、すべての人に共通する効果的なリスクマネジメントといえます。

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