ホフマン方式



ホフマン方式

ホフマン方式とは、事故により死亡したり、若しくは後遺障害が残った場合の被害者の逸失利益計算方式のひとつです。将来の逸失利益を現在一時に支払う場合には、利息相当分を被害者が利得することを防ぐため中間利息を控除する必要がありますが、この控除方法として、ホフマン方式とライプニッツ方式が一般的に使われています。ホフマン方式は単利法により利息を控除する方法で、これには、弁済期間中の利息をまとめて控除する単利単式と年単位、月単位など弁済期ごとに控除する単利複式の2種があります。

関連用語の解説

逸失利益とは、被害者が事故で亡くなったり、後遺障がでた場合に発生する将来得るべき喪失利益のことをいいます。死亡した場合は、被害者の収入額から生活費を控除して得た額に残存就労可能年数を乗じて算出され、後遺障害の場合は、収入額に労働能力喪失率と喪失期間を乗じて得た額から逸失利益が算出されます。

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