内払制度



内払制度

内払制度とは、保険対象事故が発生した場合、損害額が全て確定するまで支払を行わないと、被害者の財産状態などが抜き差しならない状態になるケースが多々あるため、これを回避する目的で設けられたものです。全ての損害額が確定する前であっても、この内払制度を利用すれば、既に発生した損害額が一定額以上であることが明白である場合、被害者や被保険者からの請求に基づいてその金額を前もって支払うことができます。

関連用語の解説

保険事件とは、保険契約で保険者がその事実の発生を条件として保険金の支払を約束した偶発的事実のことをいい、人の死傷、火災、交通事故などがその例です。偶発的とは、発生自体、発生の時期、発生の態様や結果のいずれかが不確定であるということです。

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ご存知の通り、保険は不測の経済的損失に見舞われた際威力を発揮する有効な手段。

生命保険は、病気や死亡などの経済的損失、医療や老後の経済的負担をてん補し、損害保険は、火災による家財の損失や第三者への損害賠償責任などを担保します。

保険は契約が成立した時点から、それまでに払い込まれた保険料の高にかかわりなく、約束された保障を受けることができまので、すべての人に共通する効果的なリスクマネジメントといえます。

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