異常危険準備金



異常危険準備金

異常危険準備金とは、損害保険会社の普通責任準備金を構成する区分のひとつです。異常災害による損害のてん補に充てるため、収入保険料を基礎として計算した金額、即ち異常危険準備金を積み立てることとされています。大規模災害発生時の広範囲なリスクを対象とする損害保険事業の特性を考慮し、想定外の危険に対する備えとして、積立てを複数年度にわたって累積的に行い、災害が発生した年度に取り崩すという仕組みがとられています。

関連用語の解説

普通責任準備金とは、決算日において保険期間未了の契約に関し、次年度以降に発生すべき損害に対する保険金の支払のため、地震、自賠責保険を除く種目で未経過の保険料若しくは初年度収支残のいずれか大きい金額が責任準備金の一つとして積立てられますが、この責任準備金のことをいいます。。

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