保険用語




近代保険発祥の地〜それは、マドロスで賑わうロンドンのとあるコーヒーハウスでした。

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保険用語ナビゲーションサイト

当サイト「保険用語ナビ」では、生命保険や損害保険など、900強の保険用語をわかりやすく解説しています。

お調べになりたい保険用語が、すぐにお引き頂けるように五十音順の見やすいインデックスを用意いたしました。

皆さまの保険に対するご理解に、わたしのサイトが少しでもお役に立てれば幸甚です。

さて、私たちを取り巻く環境には、ちょっと考えをめぐらせただけでもいろいろな危険が存在します。

病気やケガ、失業や賠償責任、はたまた死亡など、あまり考えたくはありませんし、お世話にもなりたくはありませんが、状況によっては対応を余儀なくされることもあるでしょう。

この身にふりかかる火の粉を避けるための創意工夫が大切なのは勿論のことなのですが、ふりかかってしまった場合を想定して、その際向き合わなければならない経済的な損失に備えておくことも重要な選択肢になってきます。

とくに、目に入れても痛くないお子さんや愛する奥様がおいでの旦那様であれば、常日頃からかかるリスクマネジメントの必要性について痛感なされておられるものと拝察いたします。

皆さんご存知の通り、保険は不測の経済的な損失に見舞われたときに威力を発揮する有効な手段です。

生命保険は、病気や死亡などの経済的損失や医療や老後の経済的負担をてん補し、損害保険は、火災による家財の損失や第三者への損害賠償責任などを担保してくれます。

リスクに備える身近な手段は貯蓄ですが、一家の大黒柱を失ったり、家が消失してしまったりした場合には多額の経済的な負担を余儀なくされますから、誰もがあらゆるリスクに対応できるだけの資金をストックできるとは限らないでしょう。

ただし、保険は契約が成立した時点から、それまでに払い込まれた保険料の高にかかわりなく、約束された保障を受けることができまので、すべての人に共通する効果的なリスクマネジメントといえます。

さて、この保険のルーツですが、生命保険の場合は、17世紀のイギリスにおいて、牧師仲間が香典拠出のため積み立てをしたことから始まったと言われています。

ただし、今の保険と違って、老若を問わず掛け金が同じであったため、若い牧師からクレームがついて10年ほどでこの制度はなくなってしまったそうです。

この不公平感を解消するきっかけをつくったのが、皆さんハレー彗星の発見でご存知の、著名な天文学者エドモンド・ハリーです。

ハリーは、人間の寿命を調べて、各年齢ごとの死亡率は変わらないという法則を発見しました。

この法則により、各年齢別に掛け金に差をつけて、若い人は安く、経年により徐々に高い掛け金になる現在の保険料システムができあがりました。

一方、損害保険については、紀元前2000年頃の古代バビロニアで、旅商人による物資の持ち逃げを防ぐために、委託した仕事が終わるまで彼らの妻子や財物を担保として預かったのがルーツだとされています。

また、紀元前4世紀頃、ギリシャの地中海商人が船舶や積荷を担保に金融業者から借金をして、無事に航海を終了できれば利息(20〜30%のかなり高い利息だったようです)をつけて返済し、 海賊や嵐などの海難で帰港できなければ返済が猶予されるという制度もありました。

この制度は、冒険貸借と呼ばれていますが、不都合な点が多々あったので、そのうち禁止されるようになりました。

近代的な損害保険制度は、17世紀後半に船乗りで賑わうロンドンの港町にあったロイズ・コーヒーハウスが発祥の地とされています。

ここでは、経営者のロイドが、海や気象など航海の情報を載せた「ロイズ・ニュース」を客に配り、徐々に海上保険引き受けの場となっていったそうです。

現在の世界的な保険市場とされる「ロイズ」のルーツが、まさにこのコーヒーハウスであり、ロイドの死後、保険業者たちがこのコーヒー店を譲り受けたのがきっかけになりました。

私にとって、保険は、その歴史を紐解くだけでもたいへん興味深く、まだまだ保険の他の側面についてもお話したいこともあるのですが、このサイトの趣旨とかけ離れてしまいますのでこの辺で 筆を置せていただきます。

できるだけ解り易く保険用語を解説したつもりですが、よくばって900の保険用語に挑戦したものですから、正直わかりにくい部分もあるかと危惧しております。

最初は、ごく身近な生命保険や損害保険などの用語にとどめるつもりでしたが、保険のルーツを考えたらやはり海上保険などの保険用語もはずせないよなぁ、なんて試行錯誤を繰り返しているうちに こんな数になってしまいました。

保険を契約してしまってから、話が違う・そんな内容の保険に入ったつもりはない、という事態に至ることもままあろうかと拝察します。

そのための予防策として、当サイトがお役に立てればこんなうれしいことはありません。

内容を吟味しながら、都度サイト更新を行ってまいりますので、ご指導ご鞭撻方よろしくお願い申し上げます。

連絡先はプロフィールのページをご覧ください、間違いなどのご指摘を頂戴できれば幸甚です。

2008年4月吉日 筆者拝

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